【子連れスポット】乗り物や遊具、花もある!赤ちゃん連れでも1年中楽しめる「飛鳥山公園」の魅力

飛鳥山公園とは、北区にある区立公園のひとつです。明治6年に上野・芝・浅草・深川とともに日本最初の公園に指定された、歴史ある公園です。飛鳥山公園は桜の名所として有名ですが、夏は水遊び、秋は紅葉など、四季折々のイベントを楽しむことができます。今度のお出かけ先の候補に、飛鳥山公園はいかがでしょうか?

飛鳥山公園で季節を楽しむ

飛鳥山公園といえば桜が有名ですが、春の桜だけではなく、夏の水遊びや、秋の紅葉など、季節ごとに楽しめるポイントがあるのをご存知でしょうか?さまざまな季節を楽しむことが出来る飛鳥山公園を、定番のお出かけ先にするのもおすすめです。

飛鳥山公園 3月~4月頃の見どころ


画像参考:花見特集2018

飛鳥山公園にはソメイヨシノやサトザクラなど約600本の桜が植えられており、都内屈指の桜の名所とされています。桜の開花時期にはライトアップもされるので、夜桜を楽しむことができます。また、「北区さくらSA*KASO祭り」と呼ばれる桜まつりも開催され、地域のお店による飲食系の出店やステージでのイベントを楽しむことができます。4月中旬から見頃を迎える八重桜も植えられているので、ソメイヨシノから八重桜まで長く桜を楽しむことが出来ます。

▼飛鳥山公園の桜と都電

画像参考:4travel.com

▼飛鳥山公園の八重桜

画像参考:北区公式

飛鳥山公園 5月~6月頃の見どころ

飛鳥山公園の北側、JR線路沿いに「飛鳥の小径(こみち)」と呼ばれる約350メートルの小径があります。この小径には約10種類、1,300株ほどの紫陽花(あじさい)が植えられています。飛鳥山公園は桜だけではなく、紫陽花の名所としても有名だそうです。雨の中、梅雨の風物詩である紫陽花を楽しみながら散策するのも、風情が感じられておすすめです。

▼「飛鳥の小径(こみち)」の紫陽花

画像参考:アジサイの名所

飛鳥山公園 7月~9月頃の見どころ

飛鳥山公園では、夏の時期には噴水などの水辺で水遊びを楽しむことができます。暑い日の水遊びは気持ちがいいので、子どもたちはみんな大喜びですね。北区のHPで運転日と清掃日を確認することが出来るので、水遊びを楽しみたい場合は事前に日時をチェックしておきましょう。

▼水遊びのできるじゃぶじゃぶ池

画像参考:東京遊び場MAP

飛鳥山公園 10月~11月頃の見どころ

10月から11月頃にはモミジカエデなど、木の葉が赤や黄色に色づきはじめます。落ち着いた雰囲気の中、ゆっくりと紅葉を楽しむのもおすすめです。お子さんと一緒に落ち葉拾いをしたり、拾った落ち葉を持ち帰って落ち葉遊びを楽しんだりするのも、季節を感じられて良いですね。

▼飛鳥山公園の紅葉

画像参考:紅葉情報2018

乗り物好きにおすすめ!

飛鳥山公園ではモノレールに乗れたり、電車の車両展示があったりします。公園のすぐそばには線路があり、走っている電車を見ることができます。乗り物を見たり乗ったりすることができるので、飛鳥山公園は乗り物が好きなお子さんにおすすめの公園でもあります。

無料のモノレール「アスカルゴ」

飛鳥山公園には飛鳥山モノレール(あすかパークレール)と呼ばれる無料のモノレールがあり、JR王子駅中央口改札すぐの公園入り口から山頂までを結んでいます。車椅子やベビーカーでも利用できるようになっています。車両の形がかたつむりに似ていることから、車両には「アスカルゴ」という愛称がつけられています。毎月第一木曜日は保守日となっており、点検整備のため10時から12時まで運行停止となっていますので、利用したい場合は注意しておきましょう。

▼アスカルゴ

画像参考:ベビーキッズTV

中に入って遊べる!都電とSL(D51)の展示

飛鳥山公園内の「こどもらんど」と呼ばれる児童エリアには、昭和53年4月まで荒川線を走っていた都電6080と、昭和47年6月まで走っていた蒸気機関車D51853の車両が展示されています。車両展示は見るだけのところが多いですが、飛鳥山公園の車両展示は実際に車両の中に入って遊ぶことも出来ます。間近で眺めたり、中にも入って遊べたりするので、電車好きのお子さんは大喜びするのではないでしょうか。

▼蒸気機関車に子どもたちもテンションがあがりますね!

画像参考:トリップアドバイザー

走っている電車も見られる

飛鳥山公園は王子駅のすぐそばにあるため、公園から実際に線路を走っている電車を見ることができます。京浜東北線、東北本線、宇都宮線、高崎線等を走る列車や貨物列車、さらに新幹線も見ることが出来ます。新幹線は東北新幹線、山形新幹線、秋田新幹線、上越新幹線、北陸新幹線が見られます。新幹線が見られるスポット電車が見られるスポットは別の場所になっているため注意が必要です。

小さな子どもや赤ちゃんが一緒でも楽しめる

自然豊かな公園内に子どもが夢中になって遊べる遊具や赤ちゃん連れでも安心できるポイントがあるのも、飛鳥山公園の魅力のひとつです。遊具のある児童エリアの近くには軽食を食べることができる「さくら亭」もあります。お昼を持って公園でレジャーシートを敷いて食べるのもおすすめですが、子連れでお出かけすると大荷物になりがちなので、公園内に食べるところがあるのは嬉しいですよね。夏にはかき氷もあるので、お子さんも喜ぶのではないでしょうか。他にも北区飛鳥山博物館内にはカレーやスパゲティなどが食べられる「カフェ・ヴァーチュ」もあります。

遊具も充実!

四季折々の草木で目を楽しませるだけではなく、遊具も充実しているので、体を思い切り動かして遊ぶこともできます。児童エリア「こどもらんど」には大きなお城の形をしたアスレチックゾウの滑り台など、他ではなかなか見られない遊具があります。ブランコやジャングルジム、うんてい、砂場などもあり、子どもたちはきっと夢中になって、笑顔でたくさん遊んでくれます。

▼大きなお城のアスレチック

画像参考:Odesso

赤ちゃんがいても安心なポイント

赤ちゃんを連れてのお出かけは何かと大変になりがちです。設備面で赤ちゃんが一緒でも安心できるポイントをご紹介しますので、お出かけの際の参考にしてみて下さい。

授乳室がある

飛鳥山公園内にある飛鳥山博物館の2階に授乳室があります。平成22年にリニューアルされきれいな状態なので、授乳やおむつ替えなど安心して利用することができます。

バリアフリー対応がされている

無料のモノレールや食事処、博物館など公園内はバリアフリー対応されているので、ベビーカーでの移動も可能です。ベビーカーで赤ちゃんと一緒に公園内をゆっくりお散歩してみるのもおすすめです。
 

博物館が3つもある!

1998年に博物館ゾーンが誕生し、飛鳥山公園には博物館が3つもあります。それぞれ特徴の異なる博物館になっているので、3つの博物館をはしごして散策してみるのもおすすめです。

渋沢資料館

渋沢資料館は近代日本経済社会の基礎を築いた渋沢栄一の活動を広く紹介する博物館です。1982(昭和57)年、渋沢栄一の旧邸跡地(現在飛鳥山公園の一部)に設立されたそうです。当初は、旧邸内に残る大正期の2つの建物「晩香廬」と「青淵文庫」を施設として開館、その後本館を増設しています。「晩香廬」と「青淵文庫」は国指定重要文化財の大正建築です。旧渋沢庭園は飛鳥山公園の一部として一般に公開されていますので、芝生がきれいな庭園の散策も楽しそうですね。

▼晩香廬

画像参考:日本の素晴らしい建造物

北区飛鳥山博物館

北区の歴史や民族、自然に関した展示をおこなっている博物館です。夏休みには子ども向けのイベントが開催されています。子ども向けのイベントがあると、子どもと一緒に博物館に行きやすくなるのでおすすめです。

▼北区の歴史や民族などを展示

紙の博物館

紙の博物館は名前の通り、紙専門のユニークな博物館です。毎週土曜・日曜の13:00~14:30には「紙すき教室」が開催されています。この「紙すき教室」では、牛乳パックに使われている紙を再利用してはがきを作ることが出来ます。子どもから大人まで参加可能なので、お子さんと一緒にはがきを作るのも良い体験ですよね。作ったはがきは持って帰ることが出来るのも嬉しいポイントです。

▼紙すき教室で自分だけのオリジナルはがきが作れる!

飛鳥山公園までのアクセス

駅からのアクセス方法は以下の通りです。

  • JR京浜東北線「王子駅」中央口か南口下車すぐz
  • 都電荒川線「飛鳥山」「王子駅前」下車すぐ
  • 北区コミュニティバス【Kバス】王子・駒込ルート[20]飛鳥山公園下車すぐ

また、普通車21台分の駐車場もあります。

飛鳥山公園で楽しい1日を!

飛鳥山公園には季節ごとの見どころがあるので1年中楽しむことが出来ますし、公園内に乗り物や遊具、博物館と施設も充実しています。ベビーカーで移動できたり、授乳室があったりなど、赤ちゃんがいても安心して利用できる公園ですので、今度の休日は家族揃って飛鳥山公園にお出かけしてみてはいかがでしょうか?ぜひ飛鳥山公園で楽しい1日をお過ごしくださいね!

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